豚肉のカロリーとダイエット|ロース・バラ・ヒレ・もも100gは何kcal?太る?ハム・ベーコン・ウインナーのPFC・塩分【2026年最新】
しょうが焼き用のロースを買ったら、縁に白い脂身がついていた。切って食べるか、そのまま焼くか。この迷いで、1枚あたり数十kcalが変わることをご存じでしょうか。
この記事では、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の豚肉の部位別・脂身の有無別・調理法別の値と、ハム・ベーコン・ウインナーの値を並べました。1枚・1本の重さは「仮定」と明記して計算しています。
先に結論(30秒まとめ)
- 生の100gあたり、ヒレ(赤肉)118kcal、もも(皮下脂肪なし)138kcal、ロース(脂身つき)248kcal、ばら(脂身つき)366kcalです。
- ロースは、脂身つき248kcalが赤肉140kcalになり、108kcal減ります。脂質は19.2gから5.6gで、たんぱく質は19.3gから22.7gへ増えます。
- 100kcalあたりのたんぱく質は、ヒレ18.8g、ばら3.9gです。ばらはヒレより100gで248kcal高くなります。
- ハム・ベーコン・ウインナーは食塩に注意です。ロースハム2枚(30gと仮定)で約0.7g、ウインナー3本(60gと仮定)で約1.1gです。
自分の1食分で計算|量の目安を選ぶだけの電卓
グラムを測らなくても、「薄切り3枚」「1本」などの目安を選べば計算できます。重さはすべて仮定です。
豚肉のカロリー|部位別・脂身の有無別の100gあたり一覧
数値はすべて成分表の「可食部100gあたり」で、生の豚肉(大型種)です。低い順に並べ、右端は100kcalあたりのたんぱく質です。「赤肉」は、成分表で脂身(皮下脂肪・筋間脂肪)を除いたものです。
生の100gで並べると、豚肉は114kcalから366kcalまで広がります(脂身のみを除く)。同じ「ロース」でも、赤肉140kcal、皮下脂肪なし190kcal、脂身つき248kcalと、脂身をどこまで残すかで変わります。
1枚・1本は何kcal?重さを仮定して計算
1枚・1本の重さは商品で違います。ここでは、ばらの薄切り1枚を20g、ロースハム1枚を15g、ばらベーコン1枚を18g、ウインナー1本を20g、生ハム1枚を10gと仮定しました。精肉は100gを1人前としています。パッケージの表示がある場合は、そちらを優先してください。
ロースハム2枚(30g)の食塩は約0.7gで、農林水産省が示す女性の食塩の目標(1日6.5g未満)の約11%です。ウインナー3本(60g)は約1.1gで約17%です。加工品は少量でも食塩が積み上がります。
1対1比較|脂身、部位、調理法、鶏肉との違い、ハム・ベーコン・ウインナー
ロースの脂身つきと赤肉(100g・生):脂身を除くと108kcal減り、脂質は13.6g減ります。たんぱく質は、脂身がない分だけ3.4g増えます。
ばらとヒレ(100g・生):ヒレ(赤肉)はばら(脂身つき)より248kcal低く、脂質は31.7g少なくなります。たんぱく質は、ヒレのほうが7.8g多くなります。
ロース(脂身つき)の生・焼き・ゆで(100g):焼くと生より62kcal、ゆでると51kcal高くなります。調理で水分が減り、同じ100gでも肉の量が多くなるためです。
もも(皮下脂肪なし)の生・焼き・ゆで(100g):焼きは生より48kcal、ゆでは47kcal高くなります。ゆでても焼いても、たんぱく質は21.5gから約29〜30gへ増えます。
豚ヒレと鶏むね皮なし、ささみ(100g・生):豚ヒレ(赤肉)は鶏むね皮なしより13kcal、ささみより20kcal高くなります。脂質は3.7g、1.9g、0.8gです。100kcalあたりのたんぱく質は、豚ヒレ18.8g、鶏むね皮なし22.2g、ささみ24.4gです。
ロースハム・ばらベーコン・ウインナー(100g):ウインナーはロースハムより108kcal高く、脂質は16.1g多くなります。100kcalあたりのたんぱく質は、ロースハム8.8g、ベーコン6.4g、ウインナー3.6gです。
生ハムは100gあたり食塩5.8gと高い一方、1枚(10gと仮定)では約0.6gです。量が少ないので、枚数で食塩が決まる食品です。
豚肉は太る?ダイエット中の選び方
豚肉を食べたから太る、とは言えません。ただ、同じ豚肉でもヒレは118kcal、ばらは366kcalと100gで3倍以上違い、ハムやウインナーは食塩も加わります。部位と脂身の有無を見分けることが近道です。
豚肉は「ビタミンB1が多く、たんぱく質も摂りやすい食材」として知られますが、部位を選ばないと脂質が増えます。当ジムでは豚肉を禁止する指導はしません。会員の約8割が運動初心者の女性で、極端な食事は長く続きにくいからです。ばらを食べる日は量と回数を決め、普段はもも・ヒレ・赤肉を選ぶ、という形が現実的です。
【理由:我慢が続かず、反動で食べすぎやすい】
ばらを禁止すると、続かない人が多くなります。食べないダイエットも推奨しません。量と頻度を決めて、取り入れる方法が長続きします。
① 普段は赤肉・もも・ヒレを選ぶ:100gで118〜140kcal前後、たんぱく質は22g前後
② 脂身は量を決めて残す:ロースは脂身つき248kcal、赤肉140kcal
③ ハム・ベーコン・ウインナーは枚数・本数で数える:ロースハム2枚約63kcal・食塩約0.7g
豚肉のカロリーがサイトごとにバラバラな理由
ネットで見かける豚肉の数字は、部位名、脂身の有無、生か加熱後かの前提が違うことが多くあります。たとえば「豚ロース」は、脂身つき248kcal、皮下脂肪なし190kcal、赤肉140kcalが、すべて同じ名前で語られます。
数字を見るときは、次の3つを確認してください。①部位と、脂身つきか赤肉か ②生か、焼き・ゆで後か ③100gあたりか、1枚・1人前あたりか。商品の栄養成分表示は、成分表の値より優先して使ってください。
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出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(食品成分データベース)。肉類(ぶた[大型種肉・ひき肉]、ハム類、ベーコン類、ソーセージ類)の100gあたりの値から、量をかけて計算/農林水産省「食塩の摂取目標」(食育ミニ情報)。1枚・1本・1人前の重さは仮定です。数値は四捨五入しています。
よくある質問
Q. 豚肉100gは何kcalですか?
A. 部位と脂身の有無で変わります。成分表の生の値では、ヒレ(赤肉)が118kcal、もも(皮下脂肪なし)が138kcal、ロース(脂身つき)が248kcal、ばら(脂身つき)が366kcalです。
Q. 豚ロースの脂身を取ると、何kcal減りますか?
A. 100gあたり、ロースの脂身つき248kcalが、赤肉では140kcalになり、108kcal減ります。脂質は19.2gから5.6gへ13.6g減り、たんぱく質は19.3gから22.7gへ増えます。
Q. 豚肉はダイエット中に食べてもいいですか?
A. 部位と量を選べば問題ありません。100kcalあたりのたんぱく質は、ヒレ(赤肉)が18.8g、もも(皮下脂肪なし)が15.6gと高めです。ばら(脂身つき)は3.9gなので、量と頻度を決めると続けやすくなります。
Q. 豚バラは太りますか?
A. 100gあたり366kcal、脂質35.4gで、豚肉の中では高い部位です。薄切り1枚(20gと仮定)は約73kcalなので、枚数を数えれば調整できます。ヒレの18.8gに比べ、100kcalあたりのたんぱく質は3.9gです。
Q. ハム・ベーコン・ウインナーでは、どれが低カロリーですか?
A. 100gあたりでは、ロースハム211kcal、ばらベーコン241kcal、ウインナー319kcalの順に高くなります。1回分では、ハム1枚(15gと仮定)が約32kcal、ベーコン1枚(18gと仮定)が約43kcal、ウインナー1本(20gと仮定)が約64kcalです。
Q. 焼くとカロリーは増えますか?
A. 100gあたりでは増えます。ロース(脂身つき)は生248kcalが焼きで310kcalになります。調理で水分が減り、同じ100gでも肉の量が多くなるためです。
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