姿勢タイプ診断|反り腰・猫背・スウェイバックを1分でセルフチェック【トレーナー監修】
腹筋を続けているのに、下腹だけが出ている。体重は落ちたのに、脚の形が変わらない。二の腕より、背中の丸さが気になる。
その原因は、脂肪だけではないかもしれません。姿勢が崩れると、同じ体重でも体は太く見えます。骨盤が前に傾けば下腹は押し出され、肩が前に入れば上半身は丸く厚く見えます。
この記事では、壁と鏡を使って約1分でできる姿勢タイプ診断を用意しました。反り腰、猫背・巻き肩、スウェイバックなど、あなたの姿勢のタイプと、見た目を変えるために気をつけたいことが分かります。
結論
姿勢の崩れは、主に反り腰・猫背・猫背+反り腰・スウェイバック・フラットバックのタイプに分けられます。どのタイプも、縮みやすい筋肉と働きにくくなる筋肉の組み合わせが違うため、直し方も違います。自己流で一律の運動をすると、かえって崩れが強くなることもあります。
目次
姿勢タイプ診断|反り腰・猫背・スウェイバックを無料セルフチェック
壁の前と、横向きに映る鏡があればできます。いつもの立ち方のまま、力を抜いて答えてください。
姿勢タイプ診断(無料・約1分)
Q1〜Q2は壁を使って、Q3〜Q8は横向きで鏡を見ながら答えてください。Q9はあなたの悩みです。
Q1. 壁チェック|腰と壁のすき間は?
かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につけて、いつもどおり立ちます。
Q2. 壁チェック|後頭部は?
Q3. 横から見た骨盤の位置は?
Q4. 腕を力を抜いて下ろしたときの手の甲は?
Q5. 立っているときの膝は?
Q6. お尻の見え方は?
Q7. お腹の出方は?
Q8. いちばん当てはまる立ち方・座り方のクセは?
Q9. いちばん気になる場所は?
※このチェックは目安で、医学的な診断ではありません。痛みやしびれがある方、背骨の変形が気になる方は医療機関にご相談ください。
姿勢の5つのタイプと特徴
姿勢の崩れ方は、横から見たときの骨盤・腰・背中のカーブで分けられます。ここでは、姿勢の崩れに関する総説(Czaprowski et al., 2018)をもとに、主なタイプを整理しました。
ポイントは、タイプによって「縮みやすい筋肉」と「働きにくくなる筋肉」が違うことです。たとえば反り腰では、前ももや股関節の前、腰の筋肉が縮んで働きすぎやすく、腹筋は力が抜け、お尻やもも裏は引き伸ばされて働きにくくなりやすいとされています。一方、猫背では胸の筋肉が縮み、肩甲骨まわりの筋肉が働きにくくなりやすいとされています。
同じ「姿勢が悪い」でも、ほぐすべき場所と鍛えるべき場所は人によって真逆になることがあります。
壁・仰向けでできる反り腰・猫背のチェック方法
診断のQ1〜Q2で使った壁チェックのやり方を、詳しく説明します。どちらもあくまで目安です。
壁を使ったチェック
いつもどおりに立ち、かかとを壁につけます。無理に胸を張ったり、お腹をへこませたりしないでください。
手のひら1枚が入るくらいが目安です。こぶしが入りそうなほど空くなら反り腰、ほとんどすき間がなければフラットバックの傾向があります。
意識しないと後頭部がつかない、あごが上がる場合は、頭が前に出る猫背の傾向があります。
仰向けでのチェック
床に仰向けに寝て、膝を伸ばします。腰と床の間に手を入れてみてください。手がすっと通り、すき間が大きい場合は、腰が反りやすい傾向があります。膝を立てるとすき間が小さくなるのは自然なことです。
チェックのコツ
○ いつもの姿勢で行う:良い姿勢を作ってしまうと、本当のクセが分かりません
○ 横から写真を撮る:鏡よりも、骨盤や頭の位置が分かりやすくなります
○ 痛みがあればやめる:腰や首に痛みがある方は、医療機関にご相談ください
姿勢が崩れると、痩せても見た目が変わりにくい理由
ここからは当ジムの見解です。
脂肪は、食事と運動で全身から少しずつ落ちていきます。腹筋をしたからお腹だけ、スクワットをしたから脚だけ、という部分痩せはできません。
一方で、体の「形」は、姿勢と筋肉のバランスで変わります。骨盤が前に傾けば、脂肪の量が同じでも下腹は前に押し出されます。肩が前に入れば、背中は丸く、二の腕は太く見えます。だから、体重が落ちても「見た目が変わらない」ということが起きます。
冒頭の写真は、体験1回で姿勢が変わり、ウエストが-5cmになったお客様です。1回で脂肪が大きく減るわけではありません。姿勢が整うことで、お腹の見え方が変わった例です。
脂肪を落とすことと、姿勢を整えること。この2つを同時に進めるのが、見た目を変えるいちばんの近道です。
自己流の姿勢改善でよくある失敗
やりがちなNG
✕ 反り腰なのに腹筋運動ばかり:腰が反ったまま上体を起こすと、腹筋より股関節の前や首に力が入り、腰に負担がかかることがあります
✕ 猫背を直そうと胸を張るだけ:腰を反らせて胸を張る方が多く、猫背が反り腰に置き換わるだけになりがちです
✕ 自己流のスクワット:膝が前に出るフォームでは前ももばかり使い、「脚を細くしたいのに太くなった」「膝や腰が痛くなった」という失敗につながります
✕ ストレッチだけで終わる:縮んだ筋肉をほぐしても、働きにくくなった筋肉が使えるようにならなければ、姿勢はまた戻ります
特に、ヒールや厚底の靴を履くことが多い方は、前ももに力が入りやすく、姿勢のクセが強く出やすいので注意が必要です。正しい筋トレのやり方は、スクワットで脚が太くなる理由でも図解しています。
セルフチェックの限界とARISANFIT式
壁と鏡のチェックで分かるのは、姿勢のおおまかな傾向までです。
実際には、反り腰と猫背が混ざっていたり、左右で骨盤の高さが違ったり、立っているときは整っていても動くと崩れたりします。どの筋肉が縮み、どの筋肉が働いていないかは、実際に体の動きを見ないと分かりません。
ARISANFITでは、まず姿勢や骨盤の傾き、筋肉のバランスを見極めます。そのうえで、縮んでいるところはほぐして整え、働いていないところは鍛える。一人ひとりの体に合わせて、順番と内容を決めます。体を見ずに、一律のメニューで進めることはありません。
トレーナーの視点
姿勢改善は「何をやるか」より「どの順番で、どこに効かせるか」で結果が変わります。同じスクワットでも、反り腰の方とフラットバックの方では、意識するポイントがまったく違います。自己流で遠回りする前に、一度プロに体を見せてください。
あなたの姿勢を、トレーナーが直接チェックします
✓ 姿勢・骨盤の傾き・筋肉のバランスを、体験で実際に確認します
✓ 食べながら、見た目を変えるメニューと食事の考え方をお伝えします
✓ 診断結果の画面を見せていただくとスムーズです。無理な勧誘はありません
よくある質問
Q. 反り腰や猫背は、筋トレで改善しますか?
A. 姿勢のクセによる崩れであれば、縮みやすい筋肉をほぐし、働きにくくなった筋肉を鍛えることで、整えていくことが期待できます。ただし、側弯症など背骨そのものの変形がある場合は、筋トレだけでは変わりにくいため、医療機関にご相談ください。
Q. 壁チェックで、腰と壁の間に手が入らないのは良い姿勢ですか?
A. すき間がほとんどない場合は、腰の自然なカーブが少ないフラットバックの傾向があります。手のひら1枚が入るくらいが目安ですが、セルフチェックはあくまで目安です。
Q. ストレッチだけで姿勢は直りますか?
A. 縮んだ筋肉をほぐすことは大切ですが、それだけでは働きにくくなった筋肉は使えるようになりません。ほぐして整えることと、鍛えることをセットで行うのがおすすめです。
Q. 姿勢が良くなると痩せますか?
A. 姿勢を整えるだけで脂肪が大きく減るわけではありません。ただ、骨盤の傾きや肩の位置が変わると、下腹や背中の見え方は変わります。脂肪は食事と運動で落とし、形は姿勢と筋肉のバランスで整える、という考え方がおすすめです。
Q. 腰や首に痛みがある場合は、どうすればいいですか?
A. 痛みやしびれがある場合は、自己判断で運動を続けず、まずは医療機関を受診してください。医師の指示がある場合は、その内容を優先してください。
店舗情報・無料体験予約
ご予約はLINEで「無料体験」と送るだけ。姿勢タイプ診断の結果をお伝えいただくと、体験がスムーズです。予約フォームからもお申し込みいただけます。
参考文献・出典
- Kendall FP, et al. Muscles: Testing and Function with Posture and Pain. 5th ed. Lippincott Williams and Wilkins; 2005
- Czaprowski D, et al. Non-structural misalignments of body posture in the sagittal plane. Scoliosis Spinal Disord. 2018;13:6
※本記事の診断はセルフチェックの目安で、医学的な診断ではありません。

